2017年7月26日水曜日

詩編第79編「激しい思いを主に委ねる」


激しい報復の詩編である。バビロンとの戦争に敗れて捕囚された時代を背景としているのだろう。敵への復讐を神に願う。「御怒りを注いでください、あなたを知ろうとしない異国の民に。」戸惑う。しかしフト思う。私はこのような言葉はキリスト者らしくないと封じ込めるが、心の中には復讐心が渦巻くことがある。むしろ、この詩編のように祈るべきではないか、と。激情をこそ神に申し上げるではないかと。それが委ねるということなのだ。

詩編第83編「態度表明」

すさまじいまでの復讐の詩編。現代社会では恐らくあまり受けがよくないであろう。それほどに激しい言葉が連続している。更に、神があがめられることと自分たちの命運とが一体となっている。そのようなことも今日の価値観には馴染みにくい。しかし、古代の民族神的な考え方...